共用の掃除器具は、ある?

有ると無しでは結構違う、シェアハウスの共用掃除器具。やっぱり欲しいトコロです。

さて、今回はシェアハウスの共用設備の中でも、最近見かける事の多くなってきた共用掃除器具の設置について。

シェアハウスの入居者は、基本的に生活用の電化製品や家具といった、ある程度値段の張る生活用品を買いたくありません。どんなに長く住んでいても、シェアハウスは仮の住まいだからです。まして広さの限られた自分の収納空間に、掃除機のような場所を取るものを置きたいとは思わないものです。 

そんなワケで、予め共同で使用できる掃除器具が用意されていると、非常にナイスなわけです。では、一体どのような掃除器具を設置するのが一番良いのでしょうか?やはり一番欲しいのは、掃除機です。シェアハウスの共用掃除機として一番良いのは充電式・立掛け収納式のタイプです。

掃除と言っても、シェアハウスでは大抵の場合入居者が掃除するのは自分の部屋だけです(掃除当番制の所は除く)。重たい本体にホースのようなコネクタが付いてコンセントを繋いでガラガラ運ぶ従来タイプの掃除機に比べ、充電式&立掛け式なら使う時に部屋までパッと持っていけるので、心理的にとても楽です。

掃除機以外の器具についても、やはり同じように考える事が基本です。要するに、面倒が無いこと、自分の部屋まで運び易い事。ただし、充電式の掃除機は電池の持続時間が極端に短いものがあるようなので、機種選びの際、運営事業者さんは注意が必要です。

では、「どこに」共用掃除器具を置いておけばよいのでしょうか?一番良いのは共用食堂付近、その次に良いのが洗面所や廊下です。ポイントは、目に付く場所である事(しまいこんではいけません)、その場でも使える場所である事です。

充電式&立掛け式の掃除機を廊下や共用食堂などに設置しておくと、入居者が利用後に共用部分の掃除をしてくれる場合があります(結構、やってくれるものです)。ミニ・パーティーの後など、目の前に掃除機があれば後片付けのついでにパパッとやってしまいます。共用食堂も洗面所も、入居者が汚してしまいがちな場所です。汚した時にサッと自分で掃除できるようになっていれば、設備の衛生状態が自然と向上します

また、そういった場所に掃除器具が設置されている事で、例えば自分の部屋の汚れが気になった時に、「そう言えばあそこに掃除機があった」という事でサクサクと掃除がし易くなります。どこかにしまいこんでしまえば、掃除器具の存在自体を忘れてしまう、もしくはそもそも知らないという入居者が必ず出てくるでしょう。

共用掃除器具については、「手軽に部屋まで運んで使える事」「目に付く所に置く事」「その場でも使える所に置く事」が設置のポイントになります。物件を清潔に使ってもらう事は運営事業者にとっても非常にメリットのある事なので、共用掃除器具の充実した物件がどんどん増えると良いですね。

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